ありがとう

お世話になった方が亡くなったと先程連絡が届いた。

前職の取引先の社長さん。

取引先なのに、退職時に私の送別会を開いてくれた。

優しい優しい方。

きっと、今頃自分が亡くなったことをビックリしていると思う。

 

ありがとう。本当にありがとう。

あなたの笑顔に沢山救われました。

ゆっくりゆっくり休んでね。

いつか会いにいくからね。

 

 

愛猫

実家の愛猫の死が近づいている。ご飯も食べなくなり体温も下がっている。

実家に住んでいる兄は弱まる愛猫をみれないと拒否した。今は入院をしている。

私の手で看取ろう。

大好きな大好きな愛猫。

埼玉の実家から、いま私が住む都内のマンションへ連れてくる予定だ。

ごめんね。生まれ育った場所で眠らせてあげることができなくて。

本当にごめんね。

 

私の精神も限界にきている。

哀しい夢

最近母の夢ばかり見る。

母は私を捨ててどこか遠くに行ってしまう。私はとても哀しくて苦しんでいる。きっと母の死を認めたくないという思いから、遠くに行くということにすり替えられているのだと思うけれど、母に捨てられるということはとても辛い。いつも笑顔で優しい母は夢の中にはいない。なぜなんだろう。きっと親孝行を出来なかった自分を自分自身で責めているのかも。

昨夜の夢

私はどこかの病院に入院している。母がお見舞いに来てくれる。私はありがたいなと感謝しながら、母がいなくなったら困るなとも考えていた。そしてふと気付く。

お母さん、、もう死んでるよね。

私は泣きながら母に、もう死んでるよね?と叫ぶように声をかける。母は困ったような笑顔を浮かべて消えていった。

母の死後に別れた恋人からメールが届いた。まだ見ていない。これからも見れないと思う。

私達の別れは複雑だった。複雑だけれどあっという間の出来事だった。突然の嵐に襲われた。母の突然死とその当時の恋人の何らかしらの精神疾患。苦しかった。胸が張り裂けそうだった。

どんな内容のメールでも今の私には苦しくて見ることが出来ない。それは嫌いだから憎いからでは決してない。大切だったから。大切な人だったから。未練があるわけでも、想いが残っているとかではない。この複雑な気持ちは上手く表現が出来ない。だから人に話すこともできない。

ごめんね。メールを開くことが出来ない私を許してね。